オリオン座が見える都会の夜空~星空の魅力を再発見しよう~

こんにちは!早速ですが今回は都会でも出来る星座観測についてご紹介します。「都会で星座なんて」と諦めないでください。夜が明るい都会に住んでいても肉眼で見る事ができる冬の星座があるのです。南の夜空を見上げて、オリオン座を探してみましょう。見つけられたならオリオン座はきっと毎年あなたの冬をひとつ彩ってくれるはずです。



【必ず見えますオリオン座】それはペテルギウス率いる冬の大鼓、1等星と2等星が7つも煌めく豪華な星座

都会で星座を見るのは難しいと思っていませんか?実は、オリオン座は東京や大阪などの明るい場所でも見ることができるんですよ

え、どうせ見えても星座って昔の人の想像力たくましすぎて全然そんな風に見えないよって今思いませんでしたか

ご安心ください。オリオン座は日本名「鼓星」。西洋の神話のうんちゃらは一切飛ばして鼓の形をしたオリオン座、これを一緒に探しに行きましょう

オリオン座はどうして都会でも見えるの

オリオン座  ①は1等星、②は2等星を示します

上の写真がオリオン座。日本人にはしっくりくる「鼓」の形。実際に見たら何よりも真ん中で輝く三連星「三ツ星」がとっても印象的です。毎晩姿を現す大鼓と3連星は我が家の冬の夜のバルコニーに彩りを添えてくれています

でも本当に都会の空から見えるの?

それが見えるんです。それは何故か

  • オリオン座を構成する7つの星の全てが1等星と2等星。なのでとても明るい
  • コンパクトなので都会の狭い空からでも全体が見える
  • 南の方角に見えるのでバルコニーから見るのにちょうどいい
  • オリオン座は冬の星座、冬は空気が澄んでいて星を観るのに一番いい季節

とオリオン座にはこれだけの好条件があるからです

上の写真では3等星以下の星もたくさん写っていますが都会の空ではなかなか3等星を見るのはきびしかったりします。なので逆で都会の空でこそ1等星と2等星だけのオリオン座は簡単に見つけられる星座のなです

冬の大三角形。ペテルギウスは同時にオリオン座の構成員でもあります

また、冬の星座を見つける起点として冬の大三角形が上げられる事もありますが、とかく都会の空は狭いですよね。建物と建物の間からやっと一部の空がのぞけるなんてザラ。そんな狭い空から冬の大三角形を見つけるのは難しいと思います。冬の大三角形は都会の空には大きすぎるのです。ただこちらはさらに明るいオール1等星ですから、空が開けてさえいれば必ず見えます

早速オリオン座を見つけよう

オリオン座を探す時一番注意してほしいのが「角度が固定じゃないです」って事です

上の図は時間の経過とともにオリオン座が東の空から西の空へと移動していく様子ですが東にある時は後ろのめりに寝ていて、真南に行くほど立ち上がってきます。やがて西に行くほどに前のめりに寝ていきます

ですので初めて探す時は23時前後から0時ごろ南向きバルコニーから真正面の夜空を見てみて下さい。オリオン座は決して天頂までは上がりませんので少し首を上に挙げる程度でいいです。そしてオリオン座の真ん中の3連星をひたすら探してみましょう。この時間帯ならやや右肩上がりに並んだ3連星がきっとすぐに見つかるはずです

角度が固定されてる先入観で探すとちょっと苦労するかもしれませんが意外な角度のオリオン座を見つけた時は新鮮な喜びがあります。「あ、こんな所にいた!」

いろんな時間でオリオン座を探してみるのも楽しいですよ

オリオン座は死にゆく星と生まれ来る星の同居する所

ともの
ともの

ここからはオリオン座を構成する星をいくつかご紹介します

ペテルギウス・超新星爆発を待つ年老いた赤い星

「ペテルギウスは超新星爆発するかもしれない」こんな言葉を聞いた事はありませんか

ペテルギウスはオリオン座の一部で、赤色超巨星と呼ばれる種類の恒星です。ペテルギウスは太陽の約1000倍も大きく、とても明るく見えます。しかし、ペテルギウスは寿命が近づいており、いつか超新星爆発を起こす可能性があります。

ペテルギウスがいつ超新星爆発を起こすかは分かりませんが、科学者たちはその兆候を観測しています。例えば、ペテルギウスは最近明るさが変動しており、表面の温度や色も変化しています。これらは恒星が不安定になっていることを示しているかもしれません。しかし、ペテルギウスが超新星爆発を起こすまでにはまだ何万年もかかる可能性もあります。

ペテルギウスは私たちの夜空の一部であり、その運命は私たちにとっても興味深いものです。ペテルギウスが超新星爆発を起こしたら、私たちはその壮大な光景を目撃することができるでしょう。しかし、心配しないでください。ペテルギウスからの放射線は地球に影響を与えません。ペテルギウスは私たちから約640光年離れているからです。

小三ツ星【オリオン大星雲】は星のゆりかご

オリオン座の「三ツ星」の下に縦に並ぶ3連星を「小三ツ星」と言います。これは3等星なので都会からはコンデジションの良い日じゃないとはっきりと見る事はできません。「お、今日は小三ツ星もはっきり見える」となった夜はなんだか得したような気分になるかもしれません

小三ツ星の中央の星は、実は星ではなく、巨大なガス雲でできた星形成領域です。このガス雲はオリオン大星雲と呼ばれます。オリオン大星雲は、太陽系から約1300光年の距離にあり、直径約24光年もあります。この中には、数千個もの若い恒星や原始惑星系が存在しています。オリオン大星雲は、天文学者にとって重要な研究対象です。なぜなら、このような星形成領域は、太陽や地球が誕生したときの様子を知る手がかりになるからです

三ツ星は大隅半島を指している?

AIによる三ツ星の説明

日本では、三ツ星を「おおすみ」と呼び、大隅国(現在の鹿児島県)の方角を示す星だと考えられていました。都会の夜空にもオリオン座が輝いています。ぜひ、この冬は空を見上げて、オリオン座の魅力を感じてみてください。

上の説明はAIによる解説なのですが、『日本では三ツ星が大隅国(大隅半島)を指し示していると考えられてきた』ってとても興味深いなと思わずいにはいられません

何故って大隅半島といえばJAXAの内之浦宇宙空間観測所がある所じゃないですか。ここから「はやぶさ」を筆頭に様々な探査機や衛星が打ち上げられていて日本の宇宙探査の最前線基地です。日本は世界で3番手で自力ロケットによる人工衛星打ち上げに成功しましたが、地元に敬意を表しその名は「おおすみ」と名付けられたりもしています

古来の日本人が三ツ星に込めた思いは現代に結実したのか・・・・ものすごいロマンを感じます

ところが「三ツ星」を「おおすみ」と呼んでいたり大隅国を指していると考えられたきたって事実をGoogleで調べても全然でてこないんです

AIは時々とんでもない嘘を平然と書いたりしますが今回もその類なのでしょうか。そうだとしてもずいぶんとロマンあふれるネタを書けたものです

この事の信ぴょう性は今だに解らないままです。オリオン座の周りにはそれだけロマンが溢れていてAIでさえもロマンチストになってしまったのかもしれませんね



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