株式市場の界隈は悲観一色。まずはリスクを低減するに越した事がない局面に見えますが私にはとある記憶に新しいトラウマが…(その4)

このシリーズしつこいにゃ
リセッション不可避から一旦忘却へ
市場コンセンサスは来年リセッションから「今はそれどころじゃないんじゃ~」に変わってきた感じがします
どうせリセッションは不可避な訳だし今はそんな少し先の事はさっぱり忘れて、いま目の前の危機である利上げはいつ止まるのかに意識集中な感じな株式市場参加者界隈
まあこれだけ前例の無いスピードで利上げが進んでる現状ではそりゃあそうですよね
であるが故に今は利上げに関わるニュースに最も市場は反応しちゃいます
記憶に新しい10月頭のベアラリーも短命には終わりましたがインフレ警戒が和らぎFEDの利上げがスピード少し落ちるんじゃないかとの期待先行だった訳ですが結果はご存じの様に雇用統計も援護無しの上FEDから変な期待してんじゃねーぞとばかりの超タカ派発言連発を受けて完全終了
「来年2023年内の利下げは考えてない(一部連銀総裁)」とここまでの超超超タカ派発言までしてでも市場の先走りを抑えたかったFED、この内容が本当に実行されるかどうかは置いておいてもそこまで先の不透明な事を敢えて言う必要があった局面にはタダならぬものを感じます
それではここはおとなしく素直におとなしく現在のメインシナリオとされる利上げは来年2月まで、ターミナルレートは4.5%を信じて待ってればよいのでしょうか
そんな簡単だったら市場参加者みんな苦労しない訳じゃないですか
やはりここはどうせそうはならないと思っておく事が重要なのではないかと思うワケです
ではどう思っておこうか
ターミナルレート5.0%
上のツイートはツイッターやYOUTUBEでご活躍の後藤さんのツイートです
利上げマップのカーブを見て頂くと解る様に12月0.5%、2月0.25%の市場コンセンサスな訳です
ここで何があっても決して慌てないためにはこのコンセンサスが最も衝撃を伴って崩れたところを想定しておけば良いことに気がついたんです
では最も衝撃を伴って崩れたと感じるポイントはどこか
それは2月の0.25%がもっと高かった時、例えばここで再び0.75%だった時の衝撃はどうでしょう
2月が0.25%っていうのはいかにも「ああこれで利上げ終了の最後の微調整なんだな」という数字です誰が見ても
それが再びMAXスピードの0.75%がきたら「再加速かよ、いったいこの利上げどこまで行くんだ」という得も知れぬ恐怖に誰しもが襲われるんじゃあありませんでしょうか
まあおそらくその時は大暴落必死でしょうが、逆にここが最高の買い場になるかもしれないのが株の世界のコワイところ
ただここでわたしが言ってるのは必ずそうなると予想すると言う事じゃなく、そうなる事も想定のひとつに入れておけば慌ててヘタを打つ事も少しは防げるかもしれないって事です
恐らくこんな可能性もあるかもしれないと事前想定していなければココで買う事は。少なくともわたしには不可能なんです
というワケであらゆる底入れの可能性を考えておくシリーズでした

一番コワそうなところで買いにいくのかニャ
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