これは自動負けパターンに入っとる!早く脱出せねば!

「いかんこれはいかん!負けパターン入っとる」本能の命じるままになってきたぜい脱出せねば

よーく毎日騒ぐことあるニャーねむ



これは自動負けパターンに入っとる!早く脱出せねば!

負けパターン、コトの発端とは

株の話だとちょっと普段のセミリタ記事よりマジメムードですのであしからずです

株トレードの調子が崩れてきたのです負けパターン入りです

中長期投資ならガタガタ騒ぐ事でもなんでもないのですが、これでは短期トレードとしては致命傷なのです

事の発端は期末配当

実は株というのは買いからだけでは無く売りからも入れるんです、いわゆるカラ売りってやつです

まあ私のやってるのは厳密にはカラではなく実際に持ってる現物株を売る代わりにカラ売りをするというヤツで売りヘッジと言われる手法です

でヘッジでもなんでもカラ売りを入れているならばその人は配当金を支払う義務が発生するのです

ですのでカラ売りしたまま配当権利日を持ち越すというのはは配当金を支払う覚悟の上というワケです

で今回いろいろ考えたのですが配当権利確定前にカラ売りは解消する事にしたのです

で、配当落ち後にまたカラ売りを再開すれば配当金の支払いだけを逃れられるというワケです

しかしそうは問屋が卸さなかった

だがしかーし、結論から言うとこの計画自体は全く間違っていなかったのですが・・ちょっとした計画のズレが最後に大きな齟齬になって自動負けパターンへ

結局計画通りカラ売りは解消したものの配当落ち後いまだにカラ売りが再開できていないのです

何故そうなるのか

  1. 空売り解消の価格が想定よりも高くなってしまった
  2. 配当落ち日のうちにカラ売り解消した額にまで株価は戻すと決め付け過ぎた
  3. 高値覚えが作動して売り値を下げても下げてもそれ以上に株価が下がるスパイラルに入った

とまあ簡単に書くとこんな感じ

分析するとこんな感じです

いくつかの起こりえるパターンを想定してそれぞれの対処を考えておけば良かった

しかし勝手に楽観的なシナリオを作ってその通りに行かなかった場合の想定をしていなかった

ちょっと最近うまく行きすぎだったのでテングってたのかもしれません反省!!!

自動負けパターンをちょっとだけ考察

でも、ちょっとしたミスがあると株の世界ってあっと言う間に自動負けパターンに連れていかれてしまうのもちょっと何故なのかって思いませんか

この自動負けパターンのヒントになりそうな動画を最近YOUTUBEで見たのです

簡単にちょっとだけその話しをしますと

慶応大学の前野教授という方の受動意識仮説という小難しい講義の動画なのです。見た事ある方もいらっしゃいますですかね

前野教授のこの仮説によると

私達が自分の意識自分の意思、自分の記憶だと思っているものは実はそうじゃない

では誰の意識、意思、記憶なのかって言うと

私達の脳の中にある小人が全て決めているのだ

脳の中の意識の小人って教授はおっしゃっていますが私はむしろ脳という機械が全て決めているという方がしっくりするのです

ただし「脳は機械だ」といっても脳は機械の部分だけではない

機械の部分が決めた事が最終的に出力される領域があってその領域のメモリこそが私たちが自分の意識、意思、記憶と思いこんでいるもの

わかりますかね、「私たちが自覚してる自分の意思」が脳コンピュータに司令を出すのではなく、「脳コンピュータ」が出した計算結果が私たちの意思として出力されるのだ・・・って書くとどうでしょう

私たちは自分の意思をもっているつもりが実はそれは錯覚で実際は「機械の様な脳コンピュータ」に操られているイメージです

動画ではさまざまな実証証拠を示していて私はこの仮説は正しいと思うんですよ

この仮説が正しいとするとですよ

(だいぶ話が回り込みましたが
何故株の世界はあっと言う間に負けパターンに連れていかれるのかが見えて来る気がするのです

どう見えてくるのかって言うと

脳はコンピュータであるなら経験や学習による記憶が全く無いものに遭遇した場合どういう答えをだすはずなのか

それは

予めインプットされた基本ソフトである「本能」に基づいて答えを出すはずです

この本能ってヤツが実は株の世界では徹底的に負ける方向へと導くのではないでしょうか

ぱっと思いつくのだけ書いても

  • 高値覚え、安値覚え
  • 損切りが出来ない
  • ちょっとの利益ですぐ利確
  • もう怖いから売る
  • 騰がりまくった頂点こそ買いたくて買いたくてしょうがなくなる

人は本能的に目の前の確実な損を最も嫌うらしいです

高値覚えで例えれば、昨日まではもっと良い値で売れたのに今日はこの値段か、これは損だ

本能にまかせれば必ずこの思考になるというワケです

でこれが下げトレンドでは永遠と繰り返され結局のところ売れないままドツボな安値までホールドしてしまうパターンですね

だって脳はコンピュータだから学習や経験が無ければ本能しか答えを出す頼りどころはありません

ってこれものすごくしっくりきませんか皆さん

トレードのベテランの方が言ってた言葉

ありとあらゆる負けパターンを経験しなければあなたは負けないトレーダーにはなれない

これも何故なのかがわかるじゃないですか、教え込むんです脳コンピュータに

で今回のミスで私思ったんですがこの脳コンピュータは結構機転がきかないって言うか応用力が無いっていうか

なんでかって言うと「高値覚え、安値覚えはダメよ」っていうのは既に私克服した気でいたんです

でもそれは新規に買いを入れる時にしか通用しなかった

状況が少しちがう今回のカラ売りの場面ではダメヨって答えを脳コンピュータは出さなかったのです

つまり同じ「高値覚え、安値覚えはダメ」の場面でも、その状況が違うだけでもうそれは「未経験」扱いとなって本能で答えをだしてきてしまうのではないか

先ほどのベテラントレーダーの言葉の「ありとあらゆる負けパターンを経験しなければ」ってのがグっと突き刺さります

私いずれはこの前野先生の「受動意識仮説」と株トレード論を結び付けた方法論をまとめたいな~と思ってますが皆様はどう思いましたでしょうか

仮説?にわかには信じがたいかニャー



コメント すみませんが海外スパムが大変多い為手動認証してます。基本、日本語のコメントは全て認証します。