投資、トレード、投機・・・自分がやっているのはどれだかはっきりと認識していますか。そもそもこの3つの定義とはなんなんでしょうか?
インターネット上で投資と投機の違いについて検索すると、よく出てくる論調は長期保有は投資、デイトレードなどの短期売買は投機。また投機とトレードは同一視されがちです。
デイトレードもスイングトレードも本当に投機なのか?
とものは違うと思います。トレードと投機は別ものです。
デイトレードにしろスイングトレードにしろ株式投資のスタイルのバリエーションのひとつなのだと思います。
長期スパンで見れば必ず一本調子で騰がっていった時代とは違い、現代日本市場はやみ雲に長期投資に手を出したら20年ハイリスク、ノーリターンなんて事になりかねない相場です。
そんな長期投資の大きすぎるリスクを限定的なリスクにとどめる為の手法がデイトレードやスイングトレードだと思います。もちろん資金回転効率の向上も視野にあっての事だとも思いますが。
いずれにしても基本的には長期投資よりもリスクを抑える手法が投機なわけはありません。
ではとものの考える投機とはどんなものなのか。
投機の代表例は仮想通貨市場です。(注:仮想通貨自体ではありません)
仮想通貨市場は、大天井まではより早く始めた人が必ず儲かる仕組み、価格変動要素がもっぱら需給バランスのみである点。この2点が株式市場とは絶対的に異なります。
この仕組みは株よりもペーパー商法やマルチ商法に近い。需給のみで決まるにしてはあまりにも大きすぎる変動幅と変動スピードは為替相場とも違いすぎる。最も悲惨なのは価格の正当性をはかる事ができない。
これらの特徴は仮想通貨市場が決して投資対象ではないことを示しています。
仮想通貨市場は投機です。
投資対象ではないものに資産を投じる行為が投機です。
〔これ実は、当ブログでは仮想通貨関連の広告主様を全てNGとしているので書けちゃうのです〕
まとめ
- トレードは投資のバリエーションのひとつ。投機ではない。
- 投資と投機を分かつ点は投ずる手法ではなく投ずる対象である。
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