どうにも違和感がある。
何にか。
指数たる日経平均株価にである。
2月半ばから始まった新型コロナウイルスショック・・この下げ相場の大底がどの辺になりそうなのか・・とうい動画や記事を最近よく目にする。
どの動画や記事もまず日経平均株価を使ってシュミレーションしている。
そうすると下げ相場の起点は当然の様に新型コロナウイルスショックの起きた2月半ばであるとしている。
でも個別株でみれば下げ始めたのは決してそんな今年の2月からなんかじゃ決してない。
少なくとも筆者の追いかけている銘柄のほとんどは2018年2月からずっと下げ基調が続いているのだ。
今年から下げ相場開始なんてあまりにも違和感がありすぎる。
でもこの違和感は日経平均株価とTOPIXのここ2年のチャートの違いを見た時、全て解消された。
そう、TOPIXでみれば筆者の知っている個別株の動きと全く同じ様にやはり2018年2月からずっと下げ基調なのだ。
「こんな事を何を今更・・」という読者も多いかもしれない。
しかし次の問いには誰も答える事はできないであろう。
新型コロナウイルスショック開始というよりもアベノミクスの終焉の弱気相場という意味でも始まったばかりだと言えるのか。
そして前述の動画や記事も起点を今年の2月としながらも想定しているのはアベノミクスを終焉させる弱気相場なのである。
つまり筆者のなげかけを率直に言うと
この弱気相場の起点は2018年2月ではないのか?
Ⓛ
かれこれ2年も弱気相場は続いてきたのである。その勢いは日経平均をごまかせる程に非常に弱いながらも。
こんな見方もこの弱気相場の大底を読む上では十分に考慮しておいた方がよさそうである。
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