今や株価予想の「達人」とすら言われる 似鳥昭雄 ニトリホールディングス会長 の2019年予想が出ました。その内容は
「2019年末の日経平均は2万円前後、ドル円相場は年平均100円から110円。本格的な景気後退は2020年からで底は2021年から2022年。」
今回はこの似鳥会長の予想にとにかく沿うということをテーマとしながら筆者「ともの」が相場動向(日経平均の推移)を想定してみたいと思います。
目次
- 2019年の日経平均の推移想定
- 2020年以降の予想(ともの独断予想)
1 2019年の日経平均の推移想定
似鳥会長の予想では2019年末で日経平均20000円前後とされている訳ですから2018年末の終値とほとんど変わらないということになります。
ただし日経平均が1年間に渡ってほとんど値動き無しの横ばいとはとても考えられませんよね。可能性が高いと考えられるのは次の2パターンではないかと思います。ただしこれはあくまで筆者の想定です。
パターン1
2018年10月以降から始まった下げ基調がもう少し続いた後、どこか(14500円~16000円辺り?)で切り返して戻り相場になり2019年末には20000円前後まで回復する
パターン2
2018年10月から始まった下げ基調は比較的すぐ (19000円~20000円) に切り返し戻り相場になるもどこか(21000円~22000円辺り?)で腰折れてから再度20000円を割れる(19000円辺り?)も2019年末には結局20000円前後に落ち着く
なんだか文字にして書いてみるとパターン1も2もどちらもとてもありそうに見えてきました。これはとてもどちらかには絞れませんが筆者的には上記2パータンではパターン1がやや優勢かなと思います。どちらもまったくハズレで全然違う場合が確立30%ぐらいかなと予想します。
2 2020年以降の予想(ともの独断予想)
あらためて似鳥会長の予測
「2019年末の日経平均は2万円前後、ドル円相場は年平均100円から110円。本格的な景気後退は2020年からで底は2021年から2022年。」
ここからは筆者の独断予想(かなりのかなり独断)
2020年から本格的な景気後退が始まる。ここから日経平均も本格的な弱気相場へ。さらにFRBがFF金利の引き下げに入りだしたことから日米金利差縮小を口実に、円ドルは一気に円高に傾き1ドル90円台へ。日銀ETF買いもテーパリングに入り2020年末には日経平均14500円。
2021年から2022年の景気の底へ向かって為替1ドル80円台も珍しくなくなり日経平均はついにセリングクライマックスで10000円割れ。
どうも悲観派の筆者が予測するととっても暗い予想になってしまいます。ただ為替にしろ日経平均にしろ筆者が書いた具体的金額の水準は大目にみてもらうならば、予想の達人、似鳥会長の予想する相場の方向感はこんな感じなのではないでしょうか。
この記事は似鳥会長の予測を絶対視するのというのではなく会長の予測の行間を予想補間してみようというテーマ記事です。
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