マザーズ指数は現代のカナリアなのか

投資の森の過去相場のテーパリングと利上げ、その時株価指数はどうなったかのかが見える特集ページがなかなか興味深いです。見てると思う事,なんかマザーズ指数ってこれ現代のカナリア?



その特集ページで見る事ができるのは過去のテーパリングや利上げ局面のチャートで、日経225、マザーズ、ダウ、ナスダックの4市場を見る事が出来ます。

過去のテーパリングや利上げ局面 は最近では2場面ありました。1つはリーマンショックに至るサブプライム相場における利上げ局面、もうひとつはアベノミクス/トランプラリー相場のテーパリング~利上げの局面です。

少しなつかしさとイヤな思い出良い思い出に包まれつつ4つの指数のチャートを眺めていたら、ある事に気が付きました

このどちらの局面のチャートでも共通しているものを

それはどちらの局面も利上げの終盤6合目あたりからマザーズ指数だけが極端に弱気相場入りしている点

そして両局面ともにその後リーマンショック、コロナショックが起こり全指数もろとも大幅な下落相場となったのはご承知の通り。

これってマザーズ指数が 他市場の アラーム予兆役、他市場のカナリアになっているじゃあないですか。

まあコロナショックを予期してマザーズ指数が下げ始めたとは少し思いづらいですが、理由は解らなくてもこの2局面ではカナリア役として機能したのです、まあ偶然の可能性も否定しきれませんが。

はてさて去年11月から始まり今なを続くマザーズの爆下げもやっぱり予兆なのか。

ただし今回はまだ利上げ6割進行どころか利上げは始まってもいないので明確に状況は違う。

ここをどう読むかは今回の相場をどう見てるかで見方が人それぞれ違ってくるところなのかと思います。

筆者は今相場を対コロナ金融政策のやり過ぎによる過剰流動性相場かなと思ってて上の二つの過去の強気相場と少しサイクルが違うかもしれないという警戒をしています。

恐らく同じ様に警戒している人が相当数いる事が今の強気になりきれない相場の流れを作っているのかなもしかして。

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