ここもとのダウや日経平均の戻りでやや投資家心理の雰囲気が変わってきた。
「この上げ相場に乗れなかったのは失敗でしたね。臆病すぎですね。」
なんていう調子のブログサイトさんまで散見される。
とものの直近の売買行動といえば「売り」に相当する日経平均インバースETFを少々買った程度である。
とものは世間で意識されている2番底どころか、それさえも大底に非ずという想定でいま投資をしている。
まあ相場の事だから100%当てるのは不可能なのではあるがこれだけはまちがいないと思っている。
それは、
一時的なその時その時の相場の動きや雰囲気に右往左往させられているだけでは100%負け組になる
なので、一度自分なりの判断をしたならば、ある程度まではその時の考えを変えない事が重要なのだ。
ここで「ある程度まで」とするのは間違いはいつかは必ず犯すものでありここを「絶対に変えない」などと頑なな姿勢をとるとそれは「相場と闘う」という絶対してはいけない行動をする事になり、そんな行動は避けなければならないからだ。
で話は戻って、とものは世間の言う2番底でさえ大底ではないと思っているので、今現在の戻り基調など「騙し上げ」以外のなにものでもない。
考えてみれば普通、大底に達するまでには何度も何度もこの「騙し上げ」があるものである。
ここらでいちいち騙されて買っていたのではいざ大底に達した時には既に買いの資金は枯渇。買いたくても買う資金がなくて指をくわえてみているしかない。
なんていう事にもなりかねない。
そうやってより多くの人の買いの資金が最も細くなってしまったところが大底になるのである。
より騙されなかった人にこそ、より多くの大底買いのチャンスが発生するのだ。
別に上がったから損がでる訳でも無いので、なにも焦る必要もないのである。
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